拝啓
石川様
母、相葉正子の生前から亡くなるまで、たいへんお世話になりました。
今でも母がベットに寝ているようで、その頃の事を思い出しては涙がでてきます。
肺炎のくり返しで、その度にお忙しい中飛んできてくださいました。
でも、一度もいやな顔をみせずにプロの仕事を見せられて感心致しました。
時には、厳しい質問もありましたが、後に優しくフォローしてくださったり、「何かあったらいつでも電話してね」とのお言葉に優しさと心強さを感じました。
1月13日の夜に、覚悟はしておくようにとのお話に、私の心臓はドキドキして、いよいよその時がきたんだと寂しい気持ちになりました。
それからは、ほとんど目を開ける事もなく身体が弱っていくのがわかりました。
26日の臨終には、急ぎかけつけてくださり、心細かった私はとても嬉しかったです。
安らかに旅立つ事ができましたのは、石川さまのおかげです。
又、在宅で看とる事ができましたこともクリニックの先生方、看護師さん、そしてスタッフの方々のお力をいただいたからと感謝しております。
石川さま
足のお怪我はその後いかがでしょうか?
ご多忙の石川さま、どうぞお身体をお大事になさってね。
本当にありがとうございました。
一生忘れません。
些少ですが、お礼の気持ちをお送りしました。
ご挨拶が遅れまして申し訳ございません。
お元気で。
かしこ